このレビューはネタバレを含みます
初代スパイダーマンシリーズ3つめで一旦結末の作品。
ヴェノムが登場してブラックスパイダーマンになる。
ヴェノム主役の映画を先に観てしまったので、ブラックピーターは違和感ありながらも、あぁ、ヴェノム入ってるわと思ってしまった。
このヴェノムだけ観ると怖すぎる。
MJはいつの間にかブロードウェイのミュージカル女優にまでのし上がっていて
こりゃピーター働かなくてもいけそうだわと思ったら降板。
ピーターに言い出せなくてハリーには伝えていたのがなんとも言えず乙女心。
一方ピーターは調子に乗っているから、MJにプロポーズしようとしているくせに、彼女が見ている目の前で他の美女とキス。
しかも想い出のキス。
ここは意味不明すぎてピーターに怒り狂ったわ。
こんな事だけはしてはならないと横にいる夫に強めに釘を刺してしまった。笑
あと指輪は何かにしまってくれ頼むから。
無くしたらメイおばさん泣いちゃう。
ハリーは前回の伏線通りピーターに復讐を計画。
肉体改造とマシーンも改造していて、
彼も充分に天才だろと思った。
もちろんピーターを殺しにかかるもの、闘いの中で頭を強く打ち付け、一時記憶喪失に。
ピーターと親友に一瞬は戻れたが、記憶が戻ってしまう。
しかし、ピーターのピンチに結局現れてくれた。
あの執事さんは隠し部屋も知ってるし、諭すし、
ヨボヨボに見えて超優秀？
今回のヴィランはヴェノム(カメラ小僧入り)ともう1人、砂の男。
ベンおじさんを殺した真犯人ということで登場するけれど、
中身は娘の病気をなんとか治したくてお金が欲しいだけのおじさん。
不慮の事故で砂になってまう。
本当に不憫。
砂だけ積んでる4t？トラックとか何なのというのはさておき、
最終的には我を取り戻し、ピーターに許してもらってさよなら。
カメラマンの子がヴェノムの爆発に巻き込まれてしまったけれど、
それだけ心を奪われていたということかね。
今回はヴェノムが手を下したのはあるけれど、
ハリーが奇しくも父と同じくグライダーの攻撃でやられてしまうのは辛かった、、
ラストはMJのジャズバーに再度訪れてハグでエンド。
一応復縁できたみたいで良かったね。
このシリーズを通して感じた事は、想像よりもスーパーヒーロー部分より、
かなり心情に訴えかけてくるヒューマンヒストリーがあるなということ。
この後アメージングで急に世界線が変わるのでエンドロール後を期待したけれど、何も無かったので
当時のファンはかなり戸惑ったのでは？
