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スパイダーマン3のるのレビュー・感想・評価

スパイダーマン3(2007年製作の映画)
3.8
サム・ライミ版スパイダーマン3作目

スパイダーマンとしてNY中から尊敬と憧れを向けられ、恋人MJとの関係も順風満帆で絶好調の日々を送っているピーター。
勢いに任せて、とった些細な行動が少しずつ歯車を狂わせていく。

本作はヴィランを3体に増やしたことで、大きく評価が分かれる作品になった。
描写しなければならない、キャラの増加はそれぞれのキャラの希薄さをもたらした。
特にMJとヴェノムに寄生されるエディは疑問が残る仕上がり。

MJに至ってはもはやネタ枠と化しており、ハリーに脅されたとはいえ、ピーターを騙し、翻弄した挙句、重要な局面では助けを乞うという気ままさ、エディに至っては純粋にピーターに対する敵意を抱くまでの描写が強引すぎた。元を辿ればスパイダーマンの写真を捏造した本人が明らかに悪いのでは。

とはいえラストのバトルシーンは相変わらず圧巻!
スパイダーマンのピンチにハリー(ニューゴブリン)が駆けつけるシーンは胸熱!
二人の共闘は純粋にカッコよかった!
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