勧めてくれた人とウォッチパーティにて鑑賞。
ピカレスクロマンがあるのは分かるけど、妻と分かれるきっかけになった晩餐では単純にトニーがダサいと思ってしまった。
でも最後ソーサの手下に襲撃されるシーンはかっこよかった。大きい見栄を張るだけじゃなくて、実際に力を見せつける所がいい。本当に強いし、盛って使った言葉だと思った「戦争」も実際に厭わないと思っていたのね。
エルビラがお顔も、スタイルも本当に綺麗。でもどんどんコカインをやってるシーンが増えていってて哀しくなった…フランクの所にいた時からその服用量だったのかもしれないが。
自分の商売道具であるはずのコカインをやりまくって、量も次第に増えて言ったことで周囲に当たり散らすようになっているトニーを見て、麻薬王として成り上がるのは容易ではないと感じた。確かに独立して成り上がったのは彼の努力ではあるけど、マニーを始めとする手下たちの力がなければそれは不可能だった。分かっているはずなのに、すぐにイラついてしまうのは明らかに薬が一因になっているのだろう……
序盤でエルビラが言っていた3ヶ条のうちの一つ「商品には手を出さない」がいかに大事か、終盤に理解できた。