地質学者と心理カウンセラーの夫婦とその周囲の人々の話。
トムとジェリー、笑っちゃう様な名前の夫婦は市民農園をやりながら日々淡々と、とても強い信頼関係を気づきながら暮らしている様がよくわかります。反面、彼らを訪ねて来る友人達は色んな理由で寂しさを持った人が多く、夫婦と凄く対照的に描かれていました。
特にメアリーは哀しい女性です。
ラストの食事シーンには幸せな会話の中で、彼女の孤独がより一層深まっていく様が描かれていて、観ていて辛くなりました。
救いはトムとジェリーのキッチンがとても可愛かった事かな。二人らしいキッチンでした。