ゆっきー

突然の恐怖のゆっきーのレビュー・感想・評価

突然の恐怖(1952年製作の映画)
4.0
とんでもない傑作ノワールだった。『スカーレットストリート』の立場男女逆バージョンなるも、違うのはジョーン・クロフォードが返り討ちを計画するとこ。
まーそんなことよりも扉の映画。
兎に角、扉が死ぬほど上手い。ビックリ。

繰り返される「扉開けておきますか?」の何気ないセリフ。2度目は恐ろしく聞こえる反復と差異。
グロリアグレアムがソファに横になる絵を扉の向こうから撮る→閉められる扉 のショットなんかも凄かった。
かなりトリッキーだが!

ラストの夜道の追走劇何かも『第三の男』が可愛そーになるくらいスリリング。濡れた石畳の魅力よ。(ただしDVDの画質はかなり悪い…)
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