JTKの映画メモ

ヴァルハラ・ライジングのJTKの映画メモのレビュー・感想・評価

ヴァルハラ・ライジング(2009年製作の映画)
3.3
ニコラス・ウィンディング・レフン監督がヒット作「ドライヴ」の前に作った作品だそうな。

中世のどこかで流浪の民の奴隷として幽閉されてる屈強な主人公は、ボスを殺し自由の身となる。
食事の世話をしてくれていた少年とやがて十字軍(?)に加わり、舟に乗って未開の大地へ降り立つ。

セリフが極端に少なく血生臭い暴力描写を筆頭に圧倒的な絵力とノイジーな音楽だけで構成された今作は、ある意味アメリカナイズされてわかりやすく翻訳された「ドライヴ」よりもこの監督の資質が発揮されてるかも。
下手に説明過多な映画よりよほど面白かった。