ハワイと東京

DOWNTOWN 81のハワイと東京のレビュー・感想・評価

DOWNTOWN 81(2000年製作の映画)
4.0
バスキアのドキュメンタリーと思っていたら、冒頭のナレーションから勘違いを正される。
主役のバスキアが魅力的。表情もビジュアルもクラリネットを演奏する姿もモノローグもカッコいい。
NYの町並みも素晴らし。バスキアが街を歩いている様子だけで、ずっと見たくなる。映画『ジョーカー』と同じ時代の作品(あっちの舞台はゴッサム・シティだけど。この作中では、バスキアがゴッサム・シティとつぶやいている)。81年のNY。
音楽に疎い自分が見ても、劇中演奏をしているバンドがどれもカッコいい。ジェームス・チャンス、プラスチックス、DNA(バイクに二人乗りするアート・リンゼイ!)・・・。テンションが上がる。
Amazonで観れるのも良いけど、DVDが欲しくなる。インディペンデントな奇跡的な小品。