qp

恋愛適齢期のqpのレビュー・感想・評価

恋愛適齢期(2003年製作の映画)
4.0
 63歳のハリーは20代の恋人のマリンに連れられてマリンの別荘に来ました。予想外にも54歳のマリンの母親エリカもそこにいて、ハリーは心臓発作になり、別荘ではハリーとエリカの2人きりの生活になり、という話です。

 設定がめちゃめちゃながらも、50代での恋愛はうらやましいなと思いました。恋愛の進め方は10代とそんなに変わらないし、正直ハリーはもてるような行動をします。ハリーの意図、気持ちは分からないものの、エリカは恋している様子、1人で浮かれていたと気付いた時の行動が良かったです。特に、50代独身女性の宿命というのが序盤に語られていたので妙に納得しました。

 エリカはジュリアンというハリーの担当医とも恋愛をします。ジュリアンはかっこいいのですが、エリカの反応はあからさまに興味がありません。

 最後のハリーの自分探しの旅はうらやましいです。私も同じことをできればいいなと思いました。

 海岸のシーンがとてもきれいでした。ただ、もう少し短くまとめてほしかった、出会いやその後のハリーとマリンをもっと知りたいと思いました。
qp

qp