木更津キャッツアイ 日本シリーズのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

余命半年と宣告された青年“ぶっさん”を主人公に、彼を取り巻く人間模様を軽快なタッチで綴った宮藤官九郎脚本の人気ドラマの劇場版作品第1作目である本作。まず触れたいのは、正確な数字がわからないくらい本作を何度も視聴しているのだが、その度に"全く飽きさせてくれない、魅力的でとても面白い作品である"と強く思わされる、大好きな作品のひとつですね。

キャスト陣は個性的な面々が顔を揃え、彼らが演じるキャラクターもまた独特な個性を持ち合わせたものばかり。そしてそんなキャラクターらが織り成すユニークな掛け合いと先が全く読めないストーリー展開が本当に面白くて終始目が離せません。脚本や演出はもちろんのこと、構成も面白いですし、颯爽としたテンポは観ていて気持ちが良いですね。

あと、村田ジョージを演じた内村光良の"やっさいもっさい"は見所のひとつですし、氣志團のライブパフォーマンスや、ぶっさんらのオリジナル曲「赤い橋の伝説」もまた良い。内容は大半が悪ふざけのような印象を受けるのだが、気軽に楽しめる良作ではないでしょうか。