今年中に「男はつらいよ」シリーズを全て制覇しようと思い、第一話をみた。
もともと、山田洋次監督が好きだ。
家族をテーマに、車寅次郎を中心として物語はすすむ。
寅さんは、いつも誰かに恋をするけれど、なぜだかいつもうまくはいかない。
第一話をみて初めて、寅さんの設定を知った。
中学の時に家出してるんですね。
それでヤクザの端くれで、全国お祭りがある所を転々と、的屋さんをやっている。
なんとなくは知ってたけど、そういう感じなんだね。
20年ぶりの再会。
だけれど、さくらのお見合いをズタズタにするし、博には嘘をついてまた一悶着。
冬子さんへの失恋が決定打となって、下町を出ていく。
いま、家族って、家族の絆とでも言うんですかね、薄れてるし、弱まってるじゃないですか。
寅さんの事は好きだけどさ、あんなにいつもめちゃくちゃにされたら、血の繋がった家族でも、嫌になりませんか。
それでもね、さくらは言うんですよ。
どうして行っちゃうの?行く宛なんてないくせに。ねえ!お兄ちゃん!行かないでったら!帰ってきてよ、、!
わたし、あんなに引き止めるかな。
あんなお兄ちゃんだけど、一緒にいたいんですね。
家族ってさ、なんなんでしょうか。