すあまさえ

男はつらいよのすあまさえのレビュー・感想・評価

男はつらいよ(1969年製作の映画)
3.8

今年中に「男はつらいよ」シリーズを全て制覇しようと思い、第一話をみた。

もともと、山田洋次監督が好きだ。
家族をテーマに、車寅次郎を中心として物語はすすむ。

寅さんは、いつも誰かに恋をするけれど、なぜだかいつもうまくはいかない。

第一話をみて初めて、寅さんの設定を知った。

中学の時に家出してるんですね。
それでヤクザの端くれで、全国お祭りがある所を転々と、的屋さんをやっている。

なんとなくは知ってたけど、そういう感じなんだね。

20年ぶりの再会。
だけれど、さくらのお見合いをズタズタにするし、博には嘘をついてまた一悶着。
冬子さんへの失恋が決定打となって、下町を出ていく。

いま、家族って、家族の絆とでも言うんですかね、薄れてるし、弱まってるじゃないですか。

寅さんの事は好きだけどさ、あんなにいつもめちゃくちゃにされたら、血の繋がった家族でも、嫌になりませんか。

それでもね、さくらは言うんですよ。
どうして行っちゃうの?行く宛なんてないくせに。ねえ!お兄ちゃん!行かないでったら!帰ってきてよ、、!

わたし、あんなに引き止めるかな。
あんなお兄ちゃんだけど、一緒にいたいんですね。

家族ってさ、なんなんでしょうか。
すあまさえ

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