2022.10.28再鑑賞
評点変更なし
↓の感想で「狂気性は感じたかな」なんてシラケたこと書いてしまったけど、ただ友達が欲しかったんだよね。自分が変なのは自覚してる、そこも含めて愛してくれる人が。あのお母さん、隠すことを教えちゃダメだよ...そしてやっぱり彼氏、最初から興味半分じゃん。何度も観てるけどやっと気づいた、あの最初のコインランドリーのシーン。メイはどこもおかしいところはないと思う。不思議ちゃんかもだけど、心優しくて繊細な普通の女の子じゃん。
ハロウィンに合わせて再鑑賞したけれど、観る度に何かに気づかされ、心を動かされる。そしてやっぱりラスト涙がこらえられない。私にとって大切な映画だ。メイちゃんにシンパシーを感じすぎて、自分の映画としか思えない。完璧なパーツを初めから受け入れてあげれば。メイの友達になりたい。そして眼帯を取ってあげたい。どうか幸せになって。
n度目の鑑賞。心から大好きな映画。
しばらくぶりに観て、メイちゃん単なるコミュニケーション苦手な女の子だと思ってたけど、狂気性は感じたかな。ただ、『オーディション』の麻美のような、「会ったら終わり」ってタイプじゃなくて、ちゃんとメイちゃん受け入れてくれる人がいたらなって...はっきり本人に言わない彼氏にモヤモヤする。うやむやにせず言葉で伝えれば通じるよ。むしろ言葉通りに受け取っちゃうのがメイちゃんだから。
冒頭の数分でメイちゃんの親の無関心を描ききっちゃうところはすごい。「目」と「スージー」がコンプレックスなんだな...
やっぱり、もっといい彼氏に出会えてたら、その時からでも遅くなかっただろうにと思ってしまう。「完璧な友達」のラストパーツに涙。始めからパーフェクトなんだよ、メイちゃんも、どんな人でも。今回も涙が止まらない。