このレビューはネタバレを含みます
会話がとにかくどこかの家庭の会話を聞いてる感じでリアルだった
天ぷら、墓参り、すいか、皆でアルバムを開いて見る
お盆のこの感じがたまらなかった
今年のお盆もこんな感じだったな
丁度今、実家に帰ってる時に見てよかったかも。 1人だったらこの感じ恋しくなってた
普段は優しいおばあちゃんが再婚のこととか子供のことになると嫌味な感じになったり、不安定になるのもリアルで
逆におじいちゃんはそんなに気にしてなかったりする感じもリアルに居そうな老夫婦だなって
樹木希林の演技が凄かったなぁ
他にもセリフのないところ
おばあちゃんに嫌味言われた夏川結衣の言いたいことはあるけど我慢してる表情とか
年老いた父親の後ろ姿を見つめる阿部寛とか
表情だけの演技が印象に残った
最後の阿部寛が車で帰っていくところ
家族が増えたから免許とって車買ったのかなぁとか、東京から車がいるところに引っ越したのかなとか
人が年月と共に変わっていくところを感じた。
変わってしまったこと、変わっていくことを受け入れても受け入れられなくても、時間はみんなに平等に流れていて
その流れにはどうしたって逆らえなくて。
老いることもまたしかりで。
見た人がきっと何かしら、自分の家族のことを思い出すんじゃないかな
たまに流れる音楽が心地よかった
好きな雰囲気の映画だった
どうでもいいけど
ガラケー開いたり閉じたりする度に音鳴るのうるさいだろうなって思った笑