新解釈ホラー映画。完全にトラウマです😱
日常に潜むなんてことないグロさをここまで爽やかに描けるのは、さすがの技量。
何も起きないひと夏の家族の風景を、2時間飽きさず鮮やかに表現出来るの、凄すぎる!!!
普通で明るいお母さんのちょっと怖いところも、孫には優しいおじいちゃんも、そんなおじいちゃんの違和感を感じとる孫も、全部リアルだなあ
一番目を背けてしまったシーン、
ラストで良多一家が帰って別れた時
爺婆「次は正月かなあ」
良多「正月はもういいだろ、一年に一度で十分だ」「そうね」
辛い。痛い。しんどい。😭
自分から折れて和解はしないし、信念として絶対に態度には出さないけど何だかんだ息子と孫の帰りを待っている昭和のじーちゃん。言葉にしないが実家にかすかな息苦しさを覚える息子。どちらの気持ちもわかるけど、やっぱり愛情は言葉と態度に出してこそだなと、自戒をこめて思った…
親との関係に少しは後ろめたさを感じていて、海でサッカーを見に行く約束をする良多も、結局一緒に行くことはないことも、全部現実の話だ。
でも、実現しなくても、そうやって何かを擦り合わせて行くことが何かに繋がっていく
樹木希林さんとYOUの掛け合いが楽しくて面白かった✨️
先に小説版を読んだけど、是枝作品は圧倒的に映像がいいね!脚本と監督は別物なんだなあとシンプルに実感