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集団左遷のaaaakikoのレビュー・感想・評価

集団左遷(1994年製作の映画)
3.5
業績が悪化した財閥系不動産会社。リストラのために作られた部署のダメ社員が起死回生を目指す…!

いや、ま、これはバブル崩壊(94年平成大不況、とあった)の直後の話であるから、それからさらに後の90年代後半、日本が完全に失われた時代に入った頃のいわゆる超氷河期時代に就職にあぶれまくり非正規で昼も夜も働いていたわたしにとっては、まだまだ明るい時代であったな〜、と思わざるをえませんでした。だいたい、立場が危うくなってやっと本気で仕事しだすとかこれ美談なのかよ?
でも、こういう昭和(もう平成か)のリーマン起死回生ものは楽しいですね。

派手な服着て偉そうに記事書いてるマスコミ様たちもありえそうで笑いました。あなたがたのバブル崩壊はいつでしたか?(笑)ネットの普及?
ただ中村敦夫とか出てくるとなんか絶対勝つじゃんという気が最初からしてるからちょっとな…。なんか重々しいこと言うわりに何もしてなかった気がするし中村敦夫。津川雅彦の方がよっぽど何かしてたんじゃ。

野沢尚が脚本か…と思って少し調べたら、この作品は野沢尚にとっては不本意に脚本を改変されたものとのこと。
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