湯っ子

欲望という名の電車の湯っ子のレビュー・感想・評価

欲望という名の電車(1951年製作の映画)
2.8
これって有名な賞をもらってる戯曲だし、映画としても舞台としても名作らしいですね。「『欲望という名の電車』のブランチみたいな女性」っていう言い回しを、何度か聞いたことがある。
確かに、これは演じてみたいと思わせる役かもね。なんでも、活動を再開した沢尻エリカが初めて挑戦する舞台で演じるんだとか。まあこの件については「別に…」ですけど。
映画に戻りますと、登場シーンからして、あの絶世の美女ヴィヴィアン・リーがくたびれ果てていてびっくり。美形なのに、しょぼくてダサくてぜんぜんきれいじゃない。おまけに、すっごいよく喋ってずーっとわけわかんない。とにかく見ていて不快。マーロン・ブランド演じるブランチの義弟の暴力性も不快きわまりない。ただ、輝くように若くてセクシーな彼の姿は一見の価値がありました。
感想ですけど、何を面白がる映画なのか、私にはよくわかりませんでした。この作品が発表された当時は、女が精神崩壊していく様を描いた作品が珍しかったからでしょうか。
湯っ子

湯っ子