山田康雄らのお馴染みの声優を交代させて製作した問題作と言われているそう。個人的は、古川登志夫のルパンは違和感なく、全然ありだと思いましたが…。
「風魔」と聞くだけでワクワクしてしまう忍者好きの私ですが、期待の線にはなんとか届いたかと。「柳生一族の陰謀」みたいなタイトルですが、それほど大それた陰謀がわるわけでもなく。でも、日本の田舎が舞台というの新鮮だし、クライマックスの黄金城でのアクションはなかなか見応えあり。「男塾」の月光にソックリの敵ボスと五右衛門の一騎打ちもかっこいい。
ただ、あっさり終わってしまい、後に何も残らないのだな。ドラマの部分で「カリオストロ」にような盛り上がりは期待すべくもなく。
BS12「日曜アニメ劇場」にて。