思っていたより100倍良かった…
幼い頃に見て、とてつもなくつまらなかった印象が残っていました。
(パイナップルとお風呂のシーンしか覚えていない)
しかしもうすぐ26歳のわたしは違った。
タエ子とものすごく似ていて、父が死んだ小学校五年生のことばかり考える。その時の夢ばかりみる。
時々あの頃から何も成長せず、思い出ばかりひきずって生きているのではないかと苦しく、タエ子みたいに自己嫌悪に陥る。
そんな自分を客観的に見てるようで苦しくも、優しい「思い出たち」、何でもない日常の「思い出たち」に癒され、小学校の思い出達への思いが変わった。
あの頃の思い出、決して消し去ろうとがんばるものではなく、その時生きていた「わたし」「かぞく」「周りの人」全部いていいんだと思えました。