Ruminda

おもひでぽろぽろのRumindaのレビュー・感想・評価

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)
3.9
思っていたより100倍良かった…
幼い頃に見て、とてつもなくつまらなかった印象が残っていました。
(パイナップルとお風呂のシーンしか覚えていない)

しかしもうすぐ26歳のわたしは違った。

タエ子とものすごく似ていて、父が死んだ小学校五年生のことばかり考える。その時の夢ばかりみる。

時々あの頃から何も成長せず、思い出ばかりひきずって生きているのではないかと苦しく、タエ子みたいに自己嫌悪に陥る。

そんな自分を客観的に見てるようで苦しくも、優しい「思い出たち」、何でもない日常の「思い出たち」に癒され、小学校の思い出達への思いが変わった。

あの頃の思い出、決して消し去ろうとがんばるものではなく、その時生きていた「わたし」「かぞく」「周りの人」全部いていいんだと思えました。
Ruminda

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