ぼぞ

パリの灯は遠くのぼぞのレビュー・感想・評価

パリの灯は遠く(1976年製作の映画)
4.3
ミイラ取りがミイラになるみたいな。
ラストのクレジットが流れ始めた時の虚無感がすごい。なんとも皮肉。
あとちょっとなのに謎が解けきれないモヤモヤ感もすごい。
そしてラストの報復が凄い。
でもちょっと調べてみたら、迫害が行われるのを見て見ぬ振りをしていると書かれててなるほどなと思いました。
おまけにそこに漬け込んで商売してたんだし、ショーで笑ってたし、立派な加害者。加減なんて関係ない。
すぐに気付けない自分の勉強不足を自覚しました。
冒頭の身体検査で、凄く色々調べて結局人種は「断定はできない」って結果に至るのは、短編の方のスキンを思い出した。
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