シグのすけ

上意討ち 拝領妻始末のシグのすけのレビュー・感想・評価

上意討ち 拝領妻始末(1967年製作の映画)
3.8
古い白黒映画なのに画面が綺麗、そしてセリフが聴きやすい。【邦画のセリフ何言ってるかわからないぞ問題】に取り組んでいる私には非常にストレスが無く、映画に集中出来てありがたかった。そして面白い。

内容を知らずに観たので、序盤とんとんと引き込まれるストーリーに夢中になった。舞台劇のようなスポットライトを使った演出も気にならなかった。

「切腹」も素晴らしかったが、こちらの作品の方がとっつきやすく感じる。

三船敏郎、加藤剛、司葉子の演技は安定して良いが、仲代達也が出番が少なめでも流石の存在感で良かったなぁ。

司葉子の演技まともに観たことなかったので後から調べたら亡くなった私の父親と同い年だった。そして元Winkの相田翔子が義理の娘だという。つまり私と相田翔子は義理の異母兄弟という事になる。(絶対なりません)

後半、家政婦になる前の市原悦子が現れる。よくよく考えると既に家政婦のような役やってる。鳩が豆鉄砲を食らったような顔してた。

大好きな松村達雄がクズ役でちと残念。
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