ニワカ映画おじさん

プレステージのニワカ映画おじさんのネタバレレビュー・内容・結末

プレステージ(2006年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

騙される要素ってどこですか…
ファロンとボーデンの双子設定は割と映画の中盤ぐらいで予想できてしまうので、アンジャーが刑務所に面会に来た時には、「あ、やっぱりそうなんだ」としか思えませんでした。
アンジャーのトリックも、どこでもドアと同じ原理かなという予想がつくし、正直新鮮味はありませんでした。

クライマックスを序盤に持ってきて、そのあとの起承転結はうまいな〜と思いました。映画全体がマジックの構成なのもオシャレですね。

最終的にはボーデン(もしくはファロン)が1枚上手、みたいなオチでしたが、ボーデンと奥さんは死んでるし、アンジャーも死ぬし、後味はかなり悪かった。
元を辿ればボーデンがアンジャーの奥さんを殺したのが発端だし、何お前やり返してんの?って感じでボーデンがずっと嫌いでした。
カッターは最後まで中立的なポジションにいて欲しかったですが、ボーデンに肩入れしているのは、彼のマジックの信条を表しているのか🤔