本日鑑賞済み
映画館-・その他《字幕1》
男二人の狂気のマジック対決が幕を開ける。
✍🏻感想述べます。
✐ロンドンで活躍する二人のマジシャン、ロバート・アンジャーとアルフレッド・ボーデンの対立を描いたミステリー。あるマジックショーの事故で妻を亡くしたアンジャーは、原因がボーデンにあると考え、彼への復讐を決意する。狂気的な彼らのマジック対決は意外な結末を迎える。
✐ノーラン監督の独特なストーリー構成と伏線の張り巡らし、クライマックスに待ち受ける予想外の展開はやはり普通の映画とはかけ離れた面白さを有している。マジックを披露するたびに激化していくボーデンとアンジャーの関係に引き込まれていくし、複雑なストーリーが理解できなくとも、2人の男の熱い刺激バトルはしっかりと楽しめる!
とにかくマジックショーの時の緊張感がめちゃくちゃ良くて、特にアンジャーの鳥籠を使ったマジックは、恐怖が混じっていて最高だった。
クライマックスの瞬間移動マジックは、しれっとSFの世界へとシフトしたような展開になっている。2人の求めたものが、別ジャンルへとシフトさせたのだと思うと、アンジャーのマジックに対する価値観は、最終的に満足のいくものじゃなくなっていたのかもしれないな...。
ノーラン監督の男同士の対決を描いた作品は「ダークナイト」と今作くらいですが、やはりどちらも面白いですね!
原題『The Prestige』
〔最後に一言〕
"タネ明かしは罪"