アラシサン弐

アメリカン・グラフィティのアラシサン弐のレビュー・感想・評価

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)
3.7
アメリカに憧れを抱く外国人が撮ったんじゃないかと思うほど純粋無垢なアメリカ。

青春と呼んで間違いない一夜を過ごすアメリカの若者達からは、ベトナム戦争の影もヒッピーカルチャーの混沌も、ブリティッシュインヴェイジョンの余波すら感じなくて、ルーカスはこの混じり気のない古き良きアメリカ文化の姿を映画として残しておきたかったんじゃないかなとも思う。

それぞれの違った過ごし方を切り取った羅列でありながらも、ウルフマンジャックを通じてみんなが繋がってる感じが良い。

信号待ちで並走車に器物破損を仕掛けまくるシーンが好き。
アラシサン弐

アラシサン弐