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アメリカン・グラフィティの星のレビュー・感想・評価

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)
4.4
子どもの頃すごい好きだった映画。今観てみると、子どもにとってなにをどうよく思っていたのかがわからない。大人になった今なら良さがわかるのだけど。
しかも、BGMで流れる曲が大好きだったはずのに、それが流れない。調べたら別の映画だった!!記憶ってほんといいかげん。

高校を卒業して、明日には大学へ行くために町を離れることになっているカートとスティーヴ。少年時代の最後の夜ともいえるなんというかむずがゆい瞬間の物語。
女の子と車と仲間、ハンバーガーにロックンロール。
全編でラジオから流れるオールディーズの曲がノスタルジックで効果的。
未来を迷う青臭い青春群像劇。
でもたった一晩の物語。夜が明けたらそれぞれが別々の道を歩き出さないといけない。
これだけでお酒がすすむね!
アメ車もかっこいい〜!

ウルフマンの言う「ケツをあげろ。ギアを入れろ」には、グッときた。

メイキングみてたらけっこう苦労した作品だったみたいで。低予算というのもあるけど、バックに既存の曲をかける演出もいろいろ言われてたらしい。
こんなに素敵なのにね。

この映画、ルーカスが監督しててびっくり。制作にコッポラが名前を貸しててさらにびっくり。若き日のハリソン・フォードが出ててもっとびっくり。
いろいろ知らなかった。

2もあるみたい。
観るのは迷うところだけど。

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