えあ

幸せのちからのえあのレビュー・感想・評価

幸せのちから(2006年製作の映画)
4.8
【2020年170本目】
必死で、無様で、泥臭い。

毎日を平和に過ごしている(つもりの)人には「良い話」で終わる映画でしょう。

でも自己の変革を迫られている人にとってはこの上ない勇気を与えてくれる映画だと思います。

必死で、無様で、泥臭い。

そんな生き方を誰が望むでしょうか。できれば誰だってそんな生き方はしたくないのです。

ウィル・スミスと実子のジェイデン・スミスが天賦の才をつかって「そんな生き方」の力強く美しい側面を見せてくれます。

実話ベースなのでストーリーにいちいち文句はつけませんが、主人公が地頭の良さに助けられた点、奥さんがフェードアウトしたままで終わった点を除けば、滅多につけない満点の5.0でした。
えあ

えあ