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幸せのちからのsenのネタバレレビュー・内容・結末

幸せのちから(2006年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

うまくいったと思うと崩れて、またうまく行き始めると崩れて、お父さん頑張ったなぁ。
辛かったこと、うまくいかなかったことが全て巡り巡って成功に繋がる。


でも、一人で良かったんじゃ…と思ってしまった。
私は母なので、母の気持ちを完全無視して「俺が連れて行く」って一方的に言うところで「え…」となった。だって、普通にお母さんの方がめちゃめちゃ一生懸命働いてたから。
子どもが、お母さんが出て行ったのは自分のせいなのかと聞く場面で「お母さんはお母さんの都合で」と答えたところでも「え…」となった。母の愛くらい伝えてやれよと。


ハッピーエンドなのに少しの違和感を覚えたのは、きっとそんな思いやりの無さを感じたからなのかも。
一定の暮らしを保つのに、確かにお金は大事だけど、成功ってお金だけじゃないよなぁ。
職を得たあとのお父さんの多忙さを想像して、また複雑な気持ちになった。
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