言わずと知れた『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』の監督作品であり、ティム・バートンも政策に関わっている。
正直スタートの実写シーンではワクワク感が一切なくツッコミどころが多かったためこの映画と付き合って行けるか心配になったが、ストップモーションのシーンに移るとそんな気持ちは直ぐに消えてしまった。
実際質は高くよく動きキャラクターの表情は豊かだ。一人一人に愛嬌があり楽しく次の展開が気になる時間が待っていた。
特筆すべきは海のシーンだろう。旅にに出たのだ!と実感させてくれるし子供向き栄華の醍醐味を味わえる。
正に王道と言うべきのクラシックタイプの冒険譚だが、現代だからこそ新鮮にうつる。
ただ、何度かある歌のシーンが尺を埋めるためだけに存在している様なレベルの低さなのでそこが減点対象になった。
総評としては、原作があるのにも関わらず全体的に綺麗に上手くまとめているし、楽しい時間を提供してくれる非常に満足感の高い映画と言える。