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ローリング・サンダーのhitmanのレビュー・感想・評価

ローリング・サンダー(1977年製作の映画)
4.0
ベトナム戦争でベトコンの捕虜となり無事に帰還したチャーリーレーン少佐とジョニー伍長。サンアントニオでは彼らは市民から歓迎を受けチャーリーは愛する妻と息子の元に帰ったが妻の様子がおかしいと気付くが。タクシードライバーとは別の意味での精神を病んだベトナム帰還兵の孤独を描いた作品。友人の警察官のクリフはチャーリーの妻との関係を持ってしまい間男に成り下がった事に後悔の念が有りチャーリーは怒るどころかもうどうでもいいとの口振りで彼の大人の対応だか優しさだかわからないですけど腑に落ちなかったですよ。チャーリーも彼のファンであるグルーピーのリンダと関係を持ってしまったからプラマイゼロだけど。サンアントニオ市から銀貨贈呈をニュースで知りメキシコから来襲したギャング団に襲われ妻と息子を殺害され復讐に燃え部下のジョニーと共にメキシコに出向き皆殺しにしたのは妻よりも息子の為だと感じました。妻に対しては静かな怒りを胸に染め込ませて。ジョニー役のトミーリージョーンズは若かったなあ。
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