5人の高校生たちが直面する悩みや問題を描写した80年代の青春モノ。公開してから40年以上もたってしまいましたが、いま見ても色あせしないものですね。
アメリカでヒットしたのは知っているけど日本ではどうだったのかしら？この5人のうちエミリオ・エステベス、ジャド・ネルソン、アリー・シーディは『セントエルモス・ファイヤー』（'85）にも顔を連ねています。作品に含まれる多様なテーマは現代にも通じるものが多く、キャストの演技力も素晴らしくて時代を超えて楽しめる映画なんじゃないかと思います。
アメリカの高校では校則違反した人に対して“Saturday Detention”というお仕置きのような居残り授業プログラムがあるのだそう。そして思わず自分の周りにも「いるいる」と思ってしまう5人のキャラのタイプはインテリ、スポーツ馬鹿、自己チューなお姫様、不思議ちゃん、不良。彼らはそれぞれ何かしらをしでかし、プログラムの一環で休校日に一日中図書室にとどまることを強いられます。
そんな5人の個性的なキャラがぶつかり合いながら時には深い対話を交わし、自分たちの問題や苦悩に向き合います。
あーなつかし
