Junkilucky

時計じかけのオレンジのJunkiluckyのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.4
人間が作ったものに人間は惑わされる。
宇宙旅行ほどのインパクトはなかったけど、めっちゃなかなかだった。
全ての生命を相手にしながらも、人間が科学に没頭して、その科学お金に惑わされるってのは、人類史上初の因果なのかな。
未来で流行りの言葉だったり、普通の話のノリ自体が変わってたり、現代なら常識人であるべきはずの人達がこの世界だとすごい変人みたいな性格だったりそれで通ってるみたいだけど笑、キリスト貶すのがティーンだったり、逆にインアウトは或る意味、ものすごい進化を遂げてたりで面白かった。
自分が人生の中で築き上げて来たモノと共に時間を共有すればするほど、それが生物でも無機物でも自分に影響を与えてくれる存在に成らざる得ない。それは良い影響にも悪い影響にも変化する。人間と科学もそんな感じなんじゃないかな。この映画みたいな結末もあれば、インターステラーみたいな結末もあるしな!!!!!!
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