ていてい

時計じかけのオレンジのていていのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.0
おもしろい!
間違いなく時代を超えた不朽の名作!
イレイザーヘッド見た時に感じた独特の恐怖と、トレインスポッティング見た時に感じた独特のスリルとワクワク感。
ホラーは苦手だけどオカルトは好き。
自分の中に普段隠れているヤバい部分を叩き起こされた気分。
序盤の過激すぎる暴力シーン、中盤の治療シーン、終盤の善人に改心していながら復讐されるシーンやそこから元に戻ってしまう過程…全てがサイコパスで考えられた構成、そのバランスが絶妙。
よく知らないけれど、クラシック音楽やポップな音楽がホラーに不気味にマッチするのを発見したのはもしかしてキューブリックなのかな(フルメタルのラストもそうだった)。
今更ながら見ておいて良かった!
ただ一つ、怒りや憎しみ、暴行欲は行動ではなく芸術で表現しよう。キューブリックのように。
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