ウィショウスキー

時計じかけのオレンジのウィショウスキーのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
5.0
初めて観た時は16さいだったかな。
その時にはこんなシュールで
エロで暴力な映画あるのかって
ただ理解もできずに唖然としていた
はず。


そんな私も「シャイニング」で
キューブリックに魅せられ。


そして何回か、この作品を
鑑賞してやっと面白さを掴める
歳になれたんだなあと。嬉しいな。




なにが面白いってまず、やっぱり
どの過ぎたシュールエロ暴力。
これでもかってアレックスに
悪ささせた後だからその後がさらに
引き立つ。オチの皮肉めいたことよ。


そして暴力の助長になるから
上映禁止!ってなるほどに
悪さがかっこよく見えてしまう演出。
(私は暴力を助長してませんからね。)


さらにキューブリックの魅力が
光るシュールな世界観。
中でも個人的に、アレックスと
ドルーグのファッションが
好きです。



魅力をあげたらきりがない、
こんな映画には初めてだ!
と思った作品です。


さあスパゲティを作って。
ワインを用意して。
今日から私もホラーショーだよ。