KARIN

時計じかけのオレンジのKARINのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
4.0
なにこの映画…
ただただ衝撃でした。

ヒース・レジャーがジョーカーの役作りのために参考にしていたと聞いたり
オマージュ作品を見かけたりして
ずっと気になっていた作品です。

70年代の映画のはずなのに全てが斬新。なつかしさなんて、これっぽっちも感じませんでした。それが怖い!でもその怖さがクセになる、不思議な感覚。

主人公の残忍さを描くと同時に
それを創り出した社会への皮肉、風刺が練り込まれていて
他人事にできない。
様々なメッセージが強く突き刺さってきました。

マルコム・マクダウェルの演技もすごい。あの狂った感じとなんかかわいい感じにだんだん惹かれていっちゃいます。(道徳的にはダメなんだけど!笑)

まばたきできない、目が離せない
でも魅力的。
問題な名作でした!!

ただ、もう「雨に唄えば」を今まで通り聞くことはできない…笑
KARIN

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