くまこ

時計じかけのオレンジのくまこのネタバレレビュー・内容・結末

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画の存在自体はかなり前から知ってたけどなかなか気が向かず、ようやく見た~
前半はひたすら衝動に基づく暴力シーンとセックスシーンの連続で疲れた、、って感じだったけど、後半の展開は秀逸だったように思う。家に帰ったら自分の代わりの擬似息子がいたり(あの家族は最初からどこか気持ち悪かったけど更に不気味さが伝わってきた)、警官になった昔の仲間から暴力を振るわれたり、助けを求めて入った家がかつて自分が襲ったとこだったりとよくこんなに救われない展開が思い付くな~という感じ。オープニングからエンドロールまで終始スタンリーキューブリックワールドが全開だった。色がついた背景に文字があるだけなのに、あれぐらい見てて落ち着かないエンドロール作れるのはほんとにすごいと思う笑
鑑賞後に解説記事とか原作との関係を読んでなるほどなあとなっていた。印象的な作品ではあったけど、人におすすめするかと言われるとうーんって感じですね。第9と雨に唄えばを聞く度に思い出しそう
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