AB型の末っ子

ミーン・ガールズのAB型の末っ子のレビュー・感想・評価

ミーン・ガールズ(2004年製作の映画)
4.6
"You know what! it's not my fault you're like in love with me or something!"

ザ・クラシックなアメリカン・ハイスクール・リベンジ!

ティナ・フェイの初脚本、初出演作!
それにしては、完成度がめちゃくちゃ高すぎますって!!

やっぱり、ケイディ役のリンジー・ローハン!
無邪気な可愛い子から、ゴージャスなミーン・ガールに変貌していく様が凄すぎる!!

レジーナ役のレイチェル・マクアダムスもカッコよすぎる!!
ちゃんとミーン・ガールで、最後までおいしいw
っていうか、レイチェルだけ全然老けてないw

グレッチェンも面白いけど、カレンが本当にバカすぎて可愛すぎるw
最近のホラー路線の演技も凄いけど、この頃のアマンダ・セイフライドも最高!w

個人的に一番好きなキャラだったのが、ジャニス・イアンw
リジー・キャプランのゴス・ガールなビジュアルも好きだけど、一番良かったのは、喧嘩して、賞取った絵をケイディに投げつけるところ…。
友達って本当に素晴らしいなぁって…。

基本的にめちゃくちゃコメディだし、下ネタも多い恋愛モノだけど、ラストにかけては、家族、友達、お互いに思いやりを持つことの大切さをケイディが分かりやすい言葉で語ってくれるので、めちゃくちゃ刺さる…。

レジーナがバーン・ブックをコピーしてバラ撒いたり、バスに轢かれたり、めちゃくちゃカオスなのに、最後はちゃんとハッピー・エンドで心温かく締めてる感じがこの時代らしい。

流石は傑作だから、このあとの作品にも影響が大きい。
最近だと、マヤ・ホーク、カミラ・メンデスの「Do Revenge(邦題はリベンジ・スワップ)」はまさに「ミーン・ガールズ」のリベンジ要素を最大限に引き出した感じ。

ちなみに、アメリカでは、1/12からリメイク版「ミーン・ガールズ」公開が始まってる。
ティナ・フェイが脚本、先生役でカムバック!
ブロードウェイ版「ミーン・ガールズ」の曲を使って、ミュージカル映画として再来!!

新レジーナ役にはレネー・ラップ!
レネーがミーガン・ジー・スタリオンとコラボしたサントラの「Not My Fault」は大ヒット中!!

MCUの「スパイダーマン」シリーズでベティ役を演じてたアンガーリー・ライスがケイディ役。
ちゃんと純粋無垢な顔してるから、どう豹変していくかが期待大!w

カレン役のAvantika Vandanapuもちゃんとおバカを演じてるみたいで面白そう!w
「I'm a mouse, duh!」ww

オリジナルを超えることは無理だけど、ちゃんと現代アレンジで、メッセージも今風にしてくれれば、あとは十分楽しめると思うから、今年、めちゃくちゃ楽しみにしている一本!!

しかし…日本での公開に関しては音沙汰なし…。
ユニバーサルの「オッペンハイマー」、ワーナーの「ブルービートル」、そしてパラマウントの「ミーン・ガールズ」
日本の洋画業界が諦めている証拠としか言いようが無いですよね…。

とにかく、遅くてもいいから、劇場でお願いします!!
「ブルービートル」みたいに、ソフトスルーだけはやめてください!!


…ケイディのナレーション最高だったなぁw