かじドゥンドゥン

彩り河のかじドゥンドゥンのレビュー・感想・評価

彩り河(1984年製作の映画)
3.0
経営に苦しむ会社社長タカヤナギの弱みにつけ込み、金を融通する代わりに彼の女、高級クラブママのカズコを抱く銀行社長シモダ。カズコに流れる巨額の資金を怪しみ、タカヤナギの背後にいる陰のパトロンを探り出そうとする雑誌記者。シモダの正体が危うくばれそうになると、関係者が怪死を遂げる。カズコも死亡、タカヤナギも、雑誌記者も死亡。

クラブの客が帰宅する際にタクシーを店頭まで引いてくる係の青年ジョウジは、母をシモダに追い詰められて殺された恨みがある。彼は、カズコの後釜に座ってさっそくシモダの食いものとなっているフミコにかねてから憧れており、彼女をどうにか救うべく、カズコの元交際相手で、タカヤナギとの社内派閥争いで失脚して身を落としたイガワと協働し、裏ビデオ鑑賞会を利用してシモダを暗殺すると、フミコとともに故郷へ駈落ちする。