Keiko

マイ・フェア・レディのKeikoのネタバレレビュー・内容・結末

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

『プリティ・ウーマン』を見たついでに原作のこっちも鑑賞。考えたらヘップバーンは『麗しのサブリナ』の頃から10年も経ってるのか。

この手の作品はだいたいそうだけど、相手を変えてやろうって気持ちでいる方が知らず知らずに変えられてるっていうのはお決まりのパターン。
ビギンズ教授は心が貧しい。というか無自覚だけど強烈な差別主義者なんだよね。階級とか男女の差とかに敏感。
そんな彼がイライザと向き合うことで変わっていく。
なんか2人は鏡みたいだ。ビギンズが正しい発音を言って、その後イライザがそれを真似して話し方を直していったように、相手を見て身なりや考え方も整えていく。相手が持っていて自分にはないものを見つけていく。手に入れていく。
Keiko

Keiko