にゃんにゃん

女高生 夏ひらく唇のにゃんにゃんのレビュー・感想・評価

女高生 夏ひらく唇(1980年製作の映画)
2.8
デビュー作ののっけからひどい目に遭わされる太田あや子。なんなんだろうこの魅力。手篭めから始まるのにファンタジーでロマンチックなボーイミーツガール、信州から東京、アンニュイでまっすぐな太田あや子の目。しかし私の苦手な井上博一を追いかけているという設定はしんどい。しかも井上博一の役どころも私の大嫌いなタイプの節操なし脳みそピーマン男だ。汚らわしすぎるので私の太田あや子に触らないでほしい。加藤彰×宮下教雄っていったらマイオールタイムベスト「OL日記濡れた札束」だけど、本作は完全に大型新人太田あや子のイメージビデオ、東京到着までがピーク。井上博一が出てくると見たくなくなって、出てこなくなると面白くなる。どんだけ井上博一嫌いなのわたし。すごく単調で眠くなったけど、一転してラストは鮮烈で、ひと夏の青春っていいなー。
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