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市民ケーンのtrswのレビュー・感想・評価

市民ケーン(1941年製作の映画)
3.6
MANK対策

ケーンの晩年の気持ち悪さを大量の無機物のセットが象徴してるの好き カメラの手法がよく言われる映画だけど、そう言うところにもこの映画にかけたウェルズの執念も伺える 演説のシーンとか図書館のシーンとかも画面にすごい空白があって、そこに違和感あって良い

ストーリーとしては言われてみれば確かにそんな面白い(ラストでアッとなるとかそう言う話ではないから)訳ではないが、無意味な言葉に引っ張られて最後まで見通せてしまった その脚本のテクニックもすごいと思う メッセージ性に残るものはある
もうすぐやめる大統領が好きな映画らしいけど、それだけに「FRAUD AT POLLS」のシーンは笑える
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