真白

市民ケーンの真白のネタバレレビュー・内容・結末

市民ケーン(1941年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

他の人の感想解説を読んでやっと分かった。

ケーンは何もかも手に入れてそして失ったわけじゃなかった。
一番大切なものから引き離されたところから始まってた。

両親と離された過去

ソリ
お金持ち

妻とした人に去られること
スノーボール
バラのつぼみと書かれたソリ
買っても買っても尽きない収拾欲

新聞記者たち、着目したのは良かったけど全てを知らないと解き明かせない事があったね。

スーザンはケーンの心の影には気がついていたけど、それが何かまでは分からなかった。
ケーンがバラのつぼみの話をしたらスーザンは受け止めてくれたかもしれないのに。

サッチャーからクリスマスプレゼントでソリを貰う場面、見下ろされ方が悲しい。
ソリを貰ってもニコリともしない。
動きは子どもっぽいのに、クリスマスプレゼントを貰った子どもの表情じゃない。


ママと一緒が良かったね。
真白

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