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ロックンロールミシンのkonakaのレビュー・感想・評価

ロックンロールミシン(2002年製作の映画)
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これも原作読んだので観た。なんでもないよくある感じで、古本屋で100円で買ってその日のうちに読んで、次売る本ボックスに入れたけど、そういうのがわりと大事な時がある。春だなー。

監督の行定勲が文庫の後書きを書いていて、映画を観る前にそれを読めたのがちょっと良かった。「いい意味でがらんどうで風通しのいい物語。映画にするなら、舞台は絶対、風通しのいい部屋がいい」と選ばれたストロボ・ラッシュと加瀬亮の部屋。元に戻るのは表面的には退行かもしれないけど、自分の居場所を再確認したこと自体が限りない前進。
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