このレビューはネタバレを含みます
自宅で1人で鑑賞。
2004年公開のSF映画。
監督は「キング・オブ・エジプト」のアレックス・プロヤス。
公開当時はウィル・スミス(「スーサイド・スクワッド」)主演のSF映画ということで興味があったが、主要キャラのロボットの顔がチープだったので結局面白くなさそうだなと見ずじまいだったけど、本当そういうのダメね!!見ず嫌いって!
いざ、午後ローでやってて観てみたら結構面白かった…。
話はウィル演じるロボット嫌いの刑事、スプーナーが恩人でもあるラニング博士(ジェームズ・クロムウェル(「ベイヴ」)の自殺の真相を追う中でロボット社会の闇を暴くというもの。
冒頭、コンバースのCMかと思うくらいのプロダクトプレイスメント笑。
けど、そんな序盤からダレさせることなく話の本筋に入る本作。
ラニング博士に作られたロボットのサニーの暗躍、ロボットを作る大企業U.Sロボティクスの謎、そしてスプーナーの過去といった伏線をそれなりに上手く回収しているといった印象。
特にサニーが良い。取り調べでのスプーナーの何気ない仕草が、なんとなーくわかっていたが、これっ!てところで出してきた時には、あぁこいつはいいヤツだ!ってはっきりとわかっていて好印象。
スプーナーの過去から、終盤の選択肢を迫られた時もどうなる!?とハラハラしながらも、よしっ!という感じで次第に応援したくなるキャラクター。
ロボットとの廊下での戦闘シーンも、「トランスフォーマー」とか「ターミネーター」とはまた異なるアクションで観ていて楽しかった。
スプーナー演じるウィルもいつもの陽気な感じでなく、割とシリアスでちょいハードボイルドな印象を受けたが、やるときゃやるぜって感じの頼り甲斐のある感じがよくでてたなぁ。
あと、地味に若い頃のシャイア・ラブーフ
(「フューリー」)も出とったw
いざ、観てみると、良い感じで楽しめる作品だった。観ず嫌いはダメね!!