ショウジ

ヒポクラテスたちのショウジのレビュー・感想・評価

ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)
3.5
本当に医者になる気あるの!?と思うほどいいかげんな医学生たちの姿を楽しんで観ていたら、後半この世の地獄かと思うような展開になり、えええそういう話…と思った。映画のラストで字幕で紹介されるメインキャラクターたちのその後もなんとも後味が悪い…生きることに真面目すぎる人はそうなっちゃうんだろうか。実際に早死にしたのは古尾谷雅人だったけれど…

ヒ素ミルクに関する市民運動に精を出している先輩たちに対して、野口英雄が言う「運動なんかしてる時間あったら大学で勉強して一人でも多くの苦しんでいる患者さんの力になった方がいい」といったようなセリフは本当にその通りだなと思ったし、学生運動してた当時の大学生たちに聞かせてやりたかった。
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