モンゴルのFishermanのレビュー・感想・評価

モンゴルの英雄を日本人が演じていいのか？という気後れ感がある一方で、日本人が主役を演じたという誇らしさもある。
見る前は"チンギス・ハーンの進撃"的な絶対王者を期待してたが、テムジン時代の暗く虐げられた内容がほとんどだったのでちょっと消化不良。
牢獄から助かって一人から軍団を作る過程がないし、宿敵との一戦も呆気ない。掟も簡単なものだし、三国志のようなハーンを支える人達の登場がないのも盛り上がりが欠ける点かも知れない。
題名はモンゴルじゃなくテムジンならまだ分かる。