トノモトショウ

10ミニッツ・オールダー イデアの森のトノモトショウのレビュー・感想・評価

3.0
こちらはより哲学的なテーマの作品が多い。その人の哲学は10分あれば語ることができるということ。時間制限が上手く作用している。マイク・フィギスの四分割映像は斬新だが、その分纏まりがない。マイケル・ラドフォードは非常にベタなことをしているが、彼らの中に紛れ込むと逆に素直に見えて良い。素晴らしいのはやはりゴダールで、そこでは映像の本質を全て表現してしまっている。