スギノイチ

はつ恋のスギノイチのレビュー・感想・評価

はつ恋(1975年製作の映画)
3.0
健康優良が売りの東宝映画も、70年代中盤となると陰鬱とした青春映画を撮るようになる。
原作が外国文学のせいか、かなり突飛な設定である。
岸田森を筆頭とした仁科亜季子の取り巻き軍団が不気味だ。
(軍団に入るには仁科亜季子と葉っぱ越しのキスをする儀式がある)

すべての面で自分を上回る父親・二谷英明に彼女を寝取られてべそをかく井上純一がハマっている。
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