枯葉

ゴジラVSビオランテの枯葉のレビュー・感想・評価

ゴジラVSビオランテ(1989年製作の映画)
3.0
時はバブル真っ只中で日本の技術や経済力に皆まだ夢を見ていたんだなということがあちらこちらに伺え知れる。
いまだに全く実現不可能な科学を大真面目に語ってる様はちょっと滑稽にすら思えてくるけれど、子供達は当時きっとワクワクしながらこれを観たのだろう。
ビオランテは沢口靖子のDNAが入ってるとは思えない容姿で人間の心を持ってると言うには怪獣過ぎるし、かと言って植物の薔薇が母体という事で怪獣にしてはどうにもインパクトが弱過ぎる。
ゴジラにしてもビオランテにしてもあのままではストーリー的に未解決に思えて大人の自分から観ると正直いまいちと言わざるを得ない。
ただそれは当時のゴジラ映画を現代の大人の自分が観ているからで当時の子供達ならそこに何かを見出せてたのかも知れない。
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