キリエ

スタンド・バイ・ミーのキリエのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.5

一夏のできごと
このできごとがあってもなくても彼らの将来、進路は何も変わらなかったかもしれない。

心も身体も未熟なのに、多感な時期の彼らはきっと、心ばっかりが名前も知らない感情を吸収して大きくなっていく。

自分を保とうと張り詰めた感情から、ふとした瞬間に溢れる時、小さな体だから、小さな心だから感じ取れる機敏があるし、入り込める隙間がある。

彼らは何を得ただろう、何を感じただろう
見るたびに印象と後味が変わる

大人になってしまったから観たくなる
大人になってしまった人に観てほしい
キリエ

キリエ