このレビューはネタバレを含みます
今回初めて観たのに懐かしく、ワクワク、少しヒヤヒヤ、そして切ない映画だった。
探検した仲の4人が中学入学を機に疎遠になるのが寂しくもリアリティがあるし、根性で弁護士まで駆け上がった心優しい男の子は喧嘩に巻き込まれて死んでしまうというやるせなさ。
近年の練り上げられた脚本に比べるとぶつ切りというか、でもそれが良かった。
少年達の悩み。それらがラストで怒涛の回収があるわけでもないが、だからこそ幼き日の自分や友人と重ねられて作品に入り込めた。
もっと長時間観たかった。
間違いなく名作。