ベジドリル宮田

スタンド・バイ・ミーのベジドリル宮田のレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.6

無性に冒険に出たくなった。
端的に言うと中学入学直前の悪ガキsがちょっと遠くまで歩いて冒険にでかけるってだけの話なのに、絶妙な緊張感がある。
始めはこれがあの「隣の家の少女」のスティーブン・キング?って感じだったけど、見終わってみると爽やかな中にもどことなく影があってあーやっぱり彼の作品なんだなと感じました。日差しの強いカラッとした場面とその逆の場面との対比とかも。

映像の古さがオールドアメリカンな舞台をより良く引き立てていて、別にそんな時代や国で育ってないのに懐かしくてちょっと切ない気持ちになる。
疲れたときとか気力が出ない時なんかにまた見たいなぁと思いました。