オオハラメグ

スタンド・バイ・ミーのオオハラメグのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
4.5
本当に美しい物語だった。
メインの2人の少年は、幼いながらも自分の将来の可能性の限界に思いを馳せたり、他のメンバーのことを思い遣ったり、幼いながらも大人びている少年達だったけども、その難しい役を2人とも巧みに演じきっていて、その才能に感動した。リバーフェニックスの早逝が改めて悔やまれるな、

理不尽な歳上のティーンや大人達に囲まれても、純粋な友情のもと背伸びした冒険を通して成長していく少年達に、今となっては取り戻せない自分が12歳だった頃に想いを馳せてしまい、映画の終わりには共感とも懐古ともいえない感覚になった。

"ストレンジャーシングスに似てる"と知り合いに紹介され、それはそれでなんとなく分かったが、スタンドバイミーの方が現実味があった分に生々しい情感を感じた気がする。
あと随所で流れるラジオの音楽がどれも最高だったんだけど、そんな良い音楽ばかり流れるラジオ局を私も幼い頃に見つけたかったな〜
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